RÉVOLUTION あるひは轉形期感想

詩:山田 一彦
 

私は飛行機に乗るモンプチそこで私とお前は唯一つにして永遠の完全なる★★を初める私の★★★は★★するに最も都合よくなつて居るもし萬國のブルジヨアジー玆びに萬國のプロレタリアート誤つてわらわの飛行機に汝等の高射砲を構へて尚もわらわの★★を狙ふ曲藝を試みようとするのか我等は自然なる★★によつてすべての穴を密閉する高射砲は尚もうつかわれわれは流行の中心地パリのマネキン達最新流行の衣裳を携へル・ブールジエ飛行場よりデンマークのコペンハーゲンに向はんとするものであるブルジヨアジーが最後の商品をさばく最後の方法として最も尖鋭化された商品販賣人どもあるあるひは二〇〇〇呎の摩天樓へ二分間の昇降機によつてはこばれたその屋上より出發したアメリカの俳優どもでもである高射砲を打てよ當つたらおちてやらうわらわは旣に★★して居るわらわの★★★の形は★★に最も都合のいい形になつて居る飛行機をうてよお互に打ちあへよ矛盾の解決は戰爭が最も正當であることを悟つたかうてうち合へわらわは旣に★★して居るわらわはフロリダ州マイアマミのマアガレツト・ドロシイ・イバンスである永遠に暴虐である永遠に人間のうちにすむ永遠人間の仇敵である永遠の血塊である永遠に純粹なる永遠の革命である永遠の無の如き呪咀を生みおとす打てよわらわの嬰兒にあてよ嬰兒は億萬の嬰兒となつて飛ぶわらわの嬰兒は永遠の呪咀の永遠の革命の永遠の自然の永遠の戰爭の永遠に生長せし汝等の永遠の仇敵である敵よ味方よモンプチ永遠の矛盾1929年10月ワシントンに行はれたる米國海軍記念當日海軍飛行士が僅10秒で一せいにパラシユートを握つて飛んだ有樣に砲丸を加へて想像せよ・永遠の呪咀の仇敵は革命のうちへ冷笑しておちる冷笑して再び時をまつであらう永遠の呪咀の仇敵は戰爭をみる永遠の戰爭は永遠に續く・


 


 

以上、『山田一彦全集』より
 
 

2021.8.15 Ryo Iketani






カテゴリー: 山田一彦